2008年5月24日土曜日

金文の世界

「金文の世界」 白川静著 東洋文庫  買った日付は昭和50年7月 興味はあるけれど難解で放り出したもの。(らしい) 手元にあったことさえ忘れていた。他「甲骨文の世界」もある。約35年も前のもの。その時から金文、甲骨文字に気がいっているのに手が出せなかったということだろう。ようやく、金文、甲骨文字の字典『字統』を引きながら読み進めている。この字典がでたのが2004年だから、35年前に自分の力で読めるはずはないのだが!白川先生の講義の話は聞いてはいたのだが聞く機会がなかった。5,6年前、白鶴美術館までは出掛けたのではあった。そこには金文の器が一杯あって圧倒されたものだが、その時の自分と結びつけ難く帰ってきた。しばらく後、「来盤」の資料を読む機会が来て何日かかけてそれを読み通した。パターン化された表現の中で文字そのものが持つ造型美にだんだん惹かれていく。造型のなかには繋がりがあるみたいということが何となく掴めて金文、甲骨文字が気になりだす。

とっかかりを掴むのに35年かかってしまった。
残念な事は白川先生が存命中講義が聞きたかったこと。
今、「字統」をひきつつ読み進めている。金文の文字の鮮明なところは丹念に、まだ゙30パーセント。先が楽しみ・・・・

2008年5月23日金曜日

タマネギの収穫

日曜でもないのに、畑へ。二週間も畑へ行けないとなると、タマネギが気にかかる。梅雨前に収穫しないと腐らせてしまいそう。でも行ってみてまだ早いような気もして少しだけ取り込む。茎が萎れたら収穫と聞いているのだが、我が家のそれはまだまだピンシャンだ。せっかくだからスギナを抜くことにする。スギナは地下茎で伸びて手では抜けない。スコップでの重労働。10時頃からたっぷり2時間強。日頃使っていない筋肉を使うと後が怖い。簡単な昼食をして1時間、草抜き。さあ!こんどは本職。急いで帰って出稽古へ行かねばならない。シャワーの後少し呼吸法をやる。こわばった身体が緩む。ほぐれると気持ちがいいのだ。
教室を終わって少し呼吸法、少し残っているこわばりが柔らかくなるのがわかる。

昨日、競書を送ったので気分的に一段落の仕事だから、出掛けられたが、いつもこうはいかない。
今日はラッキーな一日でした!

2008年5月20日火曜日

日曜日は畑

5月18日、去る二日前の事。一日中畑で過ごす。夏野菜の植え付けの準備。狭い畑ではあるが、花のさいた大根やらキャベツの朽ちたのやらを抜いて耕す。溝を作って堆肥を撒く。腰を伸ばしながらの作業。間、気分転換に草抜き。畝にキュウリとマスターの種を播く。昨年の残りだから芽を出すだろうか?昨日の雨、Good!タイミング。体の方は雨の為か少し痛いようだ。でも、なんたって4回の呼吸法は効いてる。しんどくないのだから。義母のパワーもあっぱれ!。夕方7時近くまでの畑を疲れた様子もない。(午後はなんと3回もお茶した。)私たちの小さな森、畑はきれいになった。来週もその次も行けない。中で何かの苗を植えよう。・・・・・眺められないから、家で想像する。シャングリラー(すこし大げさ?かな)

2008年5月17日土曜日

西野流呼吸法

最近は4回という回数にこだわって、それぞれのパターンを4回ずつ、一日にそれを4回。まるで呼吸法のみに生きてるかんじ・・・・・・呼吸法をやると、全身が浮遊している状態。深い呼吸は全身の毒素を外に出す感じ。上手い表現が出来ないけれど、スポーツの後のハイの状態も含むような気もする。でも、疲労感は全くない。むしろ、呼吸法をやる前にしんどいと思ってやりだしたとしてもやり終えたら壮快になっている。ここがスポーツとは異なるところか。

「楽しそうね」と云われるが、実際日々がしんどいとは思わない。気分が安定しているということだろう。気分にブレがない。このことはとても大切なこと。有り難いこと。感謝すべきこと。

2008年5月11日日曜日

画像アップⅡ


季節の花
あぢさゐの落花は陶の破片なり
 山口 誓子

2008年5月10日土曜日

暗夜行路




画像アップの試み。

成功・・・・・
             (木片の作品)                         

2008年5月9日金曜日

個展のインタビュウ

宮日のホームページに個展の時のインタビュウと作品が幾つか紹介されている。ケーブルテレビで放映されたもの。

今日の朝のテレビ、フジコ・ヘミングさん「この人にトキメキ」に登場。この人のピアノにいたく感激する。魂を揺さぶられる。わからないけれど、涙が出てくる。理屈でなしに、何かに突き動かされる。以前宮崎での演奏会に行ったことがある。先に福岡でもあったようだ。人の心を動かすものは一体何なのだろうか?

2008年5月8日木曜日

秋の個展ー決定

東京シビックセンター(文京区)抽選オーケイでした。11月16日(日)~18日(火)決定。わずか3日間だけれど、充実したものにしょう!展示室が広いので大きな作品も必要だろうか?さあ今から色々と考えてみよう。    神さま有難うございます。

2008年5月3日土曜日

東京・シビックセンター

秋の東京個展会場・文京区のシビックセンターの申し込みがようやく出来る。昨夜から奮闘。ネットは便利なのやら?電話で誘導して貰いながら完了です。やれやれ。8日に抽選で2人申し込み、50パーセントの確立。首尾よく運びますように!!!
今回は3日間だけ。それでもやらないよりはいいだろう。
作品を創ろう。

2008年5月1日木曜日

漢字物語ー白川静文字学入門

宮日新聞、「漢字物語~白川静文字学入門」。<際>という字が採り上げてある。先月は<友>。共同通信社からの配信で小山鉄郎とある。小山鉄郎さんの本、「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」の著書がある。(共同通信社出版)
宮日新聞の記事は毎月第一木曜日、10回ぐらいとのこと。4月より今日で2回目。少しでも多くの人の目に触れてほしいものだ。
白川先生は多くの著書で「文字は神にものを尋ね、文字は神とともにあり、文字は神であった」と言われ、「神との交流が文字であった」と述べておられる。アカデミックでない世界に身を置かれた先生に光があたったのは晩年ではあったが知る人は知っていたのだろう。今日のNHKの放映でも撲社の講義には10名程度の集まりであったとか。でもその充実たるや、後の様々な発表の元であったということだ。
白川先生の姿勢は大きな幹がある。微動だにしない、東洋思想。詩経、万葉集に始まり民族学、考古学など。その根底にあるのが文字、古代文字。古代文字を解き明かせば当時の社会を推し量ることが出来るとのお考え。確かに文字の容を解字していくとついつい引き込まれてしまう。時間も惜しい位楽しい。文字の繋がりも字解説明に合点する。
明日5月2日10:05からNHK白川静先生のこと放映。
見ていただきたいです。