2009年9月29日火曜日

<綾の食卓>へ作品差し替え

毎日個展の残務整理。昨日一息ついて綾へ向かう。何点か持って、カレンダーも8点。カレンダーは個展のグッズとして用意したもの。一点1,000円で販売。高いか廉いかよく判らなくて値段を付けたのだが結構若い人には受けたみたい。アイデアは娘、決まって日が余り無くて大急ぎでプリントしたものだ。

綾へ持っていった作品は綾の熊須さんのオリジナル額、高岡の平原さんの漆を使った作品など中身もさることながら装いも見ていただきたい物が中心。それにポストカード、半分の染め手ぬぐい、カレンダー。

<綾の食卓>は
綾北川を借景にしたとてもよい眺め、林、風水ガーデンに囲まれて落ち着けること請け合いです。行ってみて下さい。御食事、お茶など・・・・ペンションでもあります。連休は県外のお客様が多かったそうです。

作品も佳い場所を得られて喜んでいるみたいです。是非、雰囲気をお楽しみ頂きたいです。

2009年9月24日木曜日

個展終了

文京区シビックセンターでの3日間の個展終了。祭日でも結構なお客さんでよかったです。地の利は大切だと改めて感じました。たまたま同じフロアーで「旧帝大展」(つまり、東大、京大、九大など)現役の書道部の発表展と重なって少しは人が流れたようです。向こうさんはバリバリの書道展、こちらは遊びを含んだ書と皆さんにどのように受け取っていただけたでしょうか。感想を伺いたいところです。昨年も今年も応援下さる方々に恵まれてとても有難いことでした。地域の方がパンフレットを当日の朝配って下さったり・・・・観に来てくれた知り合いに搬出の手伝いを引き受けてもらったり本当に難なくクリアー出来ました。有難うございました。感謝です!

個展会場でのライブ、書を書いている本人は篠笛の音色がわずかしか耳に残っていません。音に乗れたことは解かっているのですが音色を聞く余裕がなかったのでしょう。残念です。今一度今度は松尾慧先生の笛のコンサートを楽しみたい思いです。書と篠笛の融合は如何だったでしょうか?
ライブの写真がウエブサイトに出ています。http://picasaweb.google.com/yaswebtop/20090922

2009年9月19日土曜日

出発

文京区シビックセンターの個展は9月21日~23日まで。今から家を出て夜東京に着く。明日は西野塾で呼吸法のお稽古をして明後日に備える。今回から西野先生の対気が受けられる。結果が楽しみだ。
現在の自分で出来うる限りの努力はしたつもりだからあとは結果オーライというところ。足りないところが解かれば次回に活かせるのだから先ずは実践あるのみ。

今回も何だか周りの気の巡りが本当によく回る気がしている。きっと、沢山のお客さんに観てもらえるだろう。多くの助っ人の方のよい気も頂いて。幸あれ!

2009年9月16日水曜日

作品発送

午前中宮崎の業者を通じて作品を発送する。10個か11個になるだろう。今回はコラボの分が荷物として追加で大体昨年並み。どこで個展をしてもこれぐらいは常に運ぶことになる。

後はカレンダーを印刷してみようとして作品を使って何組か用意する。これは娘のアイデアでやってみると楽しいのでつい生産ということになる。作る方は自分の作品だからウムウムとなるが果たして皆さんに受けるだろうか・・・・・・
大きな一枚のカレンダーも一考したがこれは予算上無理。諦めてこちらだけ採用する。
楽しみにしておいて下さい。会場に並べます。

2009年9月14日月曜日

誕生日

9月13日は私の誕生日。40年来一番の貧乏のど真ん中ですが心は何だかホットなのです。少子化と何か判らない理由で生徒の数が減少、実入りとしては非常なピンチであります。でも個展活動を始めて書くことの楽しさや文字の勉強の奥深さに接する度にこれまでにない喜びを味わっています。以前のまま、展覧会活動を継続していたならばこの喜びや楽しさを味わうことは無かったことでしょう。手探りとはいえ未知の世界を旅する素晴らしさは何にも変えがたいものです。古代文字、金文を白川静先生の本を頼りに紐解いていく、書くたびに発見、読む度に納得、進めども尽きる事のない奥行き。はまるとはこういうことなのでしょう。きっともっともっと楽しい世界を味わう事が出来ることでしょう。60歳は還暦、振り出しに還ること。まだ、還暦ではありませんが、この仕事が始められた新しい出発です。作品が売れれば最高ですが先ずは新しい仕事を与えられた事に乾杯!です。

2009年9月13日日曜日

手ぬぐい作品の包装

一昨年日本橋の浜町高虎で手ぬぐいを染めた。高虎は役者さんが手ぬぐいなどを染められるところで染めの老舗。無理を言ってご主人自らオーケイを出して下さって染めてもらったもの。好意と熱意で染まっているのだ。 「一陽来復」
意味はきっとよいことが巡ってやって来ます。私は気に入っている言葉なので一本の手ぬぐいに二種類のパターンで染め出してもらった。それを半分に切って包装していく。手づくりの封筒をこしらえてシールも日向庵を図案化して貼る。楽しい仕事なのだが売れればいいのになあと思いながらこなしていく。手ぬぐいでもアイロンをあてて額に収めれば立派に作品化する。昨今は手ぬぐいを額で眺めることもあって多様な楽しみ方がある。高鍋美術館で発表した折には何点か売れたのだけどその後持って出なくて眠ったままなのだ。今回の個展に15点用意する。
心ある人のところに飛び込んでいくように念じながら作業を終える・・・・・・

2009年9月12日土曜日

釈文を書く

残っていた仕事、釈文を今日半日かかって書く。辞典でも表現の仕方が多少違って同じ白川静先生の字統でも最初刊行されたものはそれなりに使いにくい感じだ。仕事場に置いてあるのが古いのであれ?ということもある。今日はそれを使ったので少し手直しが必要かもしれない。まあ、これで大体大まかにはスタンバイ出来る状況になった。あと、荷物の点検など・・・・70パーセント満足で出発で無理がなく気分的に楽。あと30パーセント繰越。宿題というところかな。

今日はお礼に使う紅茶が届く。川南のお茶園の物で12月にしか今年の分は出来ないと聞いていたけれど幸運にも間に合った。有難い事。感謝!

2009年9月8日火曜日

看板完成

看板といってもパンフレットを拡大した物にちかいのだが、一応入り口に貼り出すのだから看板。告知に使った文書的なパンフレットを拡大コピーしてラミネートして作る。毎度原型は同じで必要なところを入れ替える。
パソコンの技術があれば相当なこともやれるのだが現在の我が技量ではここまで・・・・

後は釈文をどうするか。ある程度は付けて置いて必要なところは説明をするほうがいいのかもしれない。コミニケーションも図れることだし。唯今回はコラボレーションを控えていればお客さんとゆっくり対応出来ないことも考えられる。
古代文字は取っ掛かりさえ掴めばある程度理解出来るようになる。我々が現在使っている漢字の原型だから。そう、象形文字のこと。ただ、文字の中のほんの一部が象形なのだがそこから入っていけばパターン化した文字の成り立ちが読めるようになってくる。成り立ちを探っていけば当事の物の考え方や生活さえ浮かび上がるようになる。そこには神への対話や願いも含まれる。実に楽しい世界がある。そして今の我々を心の故郷へ誘ってくれる。

書いて楽しむ、観て楽しむそれをいかにして皆さんに伝えるか、それが私の仕事なのだ。精進すべし!

2009年9月6日日曜日

行灯の作品

昨日、行灯の作品を仕上げる。文字を白抜きにして浮かびあがる様に工夫して大体イメージのように完成。早速夜セットして眺める。ウムウムGOOD!さて、これで皆さんの反応は如何なものか?楽しみである。昨年は単なる金文だけ今年は黒に僅かな彩色をし、より東洋的に仕上がったと思っているのだけど。創っている時は時間を忘れる位ワクワクドキドキする。一年経つとまた新しい想いが入って変化していく。果てしない遊びの世界がある。金文は4000年も古のものだけどなんと感性豊かなものだろう。現代のこの複雑な感性の中で理屈抜きでぴったり収まる。いくらでもこの生活に結びつけることは可能だろう。古代文字の成り立ちを探ることは古代の人々の生活を垣間見ることに他ならない。基本的なところでは同じような営みがあって今まさに人々は忘れていた感性を取り戻す大きな流れが起きようとしている気がしているのは私ばかりではないと思う。自然の恵みや宇宙の法則みたいなものに目が向けられようとしている。

一つクリアー  
あと看板・・・・頑張りまーす。

2009年9月4日金曜日

D・M発送

作品展まで二週間を残すのみ。大まかに出来上がる。こまごました作業は今から。今日は案内状の発送をする。忘れられない位の期間だろう、二週間ぐらいは。後は看板を作ること。灯籠の手直し、釈文のこと、そして作品の発送となる。
今回は額ははとんど使いまわしとなった。どうしても変えたくないと思う物はそのままで、着せ替えもまた楽しからずや。どうにかなるものだ。
昨日は朝日新聞東京本社マリオン係り(展覧会など案内)から℡で掲載決定の知らせがある。9月16日の朝刊に載せてもらえる。宮日も掲載の通知を貰っているが期日を聞いていない。いずれにしても新聞は大きな集客を期待できる。今回はこの二社しか告知依頼をしていないから100パーセント希望が通った事。ラッキーでした。

さあ、もう少し頑張なければならない!