2010年10月30日土曜日

ドイツアートフェア公募

ドイツ・アートカールスルーエorアートケルンへ出展のため画像5枚をメールで送る。期日は2011年3月10日~13日(アートカールスルーエ)。アートケルンは期日未定。最終的には海外出品相談所が作品を指定して1~3点まで出品する。出品料35000円、出品にかかる費用(輸送量、関税)はこちら持ち。売れた場合の手数料作家、ギャラリー50%。
ドイツの経済事情もよくわからない。作品価格の妥当性もわからないでの出品、いささか心もとないが当たって砕けるしかあるまい。やって行くうちに見えて来るものがあるだろう。

日本文化も燈台もと暗しで意外と当事者はその価値に気づかない場合も多い。
私が扱っている「漢字」、余りに日常的でそれをアートとして認識する感覚はないに等しい。書の作品は今や展覧会の為のそれとしか機能していない。読めない、解からないから皆を引き戻してもっと芸術としての書の在り方を模索中なのだ。人間の感覚に国を越えてうったえる何かが有るにちがいないと思う。象形文字は正しく絵画そのもの、そのルーツは我々の精神世界をあらわす。世界がスピリチュアルな物を求める現在、象形文字で顕される世界はきっと何かの示唆を与えるだろう。

2010年10月29日金曜日

お尻に火が付くと・・・・

さあ、いよいよ個展の準備の追い込みに入る。なのに、部屋を一日かけて片付ける。やりだしたら止まらない。すっかりきれいになった部屋でウムウム、なんだか一安心。複雑な心境である。試験の前の仕業に似ている。
仕事のいろいろな段取りはしていくがゆっくりとしか運ばない。その中で頭の中はああしてこうやってと案じていく。この自分流では今の世の中の流れについていけないかもしれない・・・・・けど現実はこれしか出来なくて、トホトホトホ お尻に火が付いてこの位。頑張らなくちゃ!

2010年10月27日水曜日

足湯

今朝は一気に秋本番、冷える。低血圧で冷え性ときていれば、これからの季節は堪える。呼吸法で血液の流れはスムーズではあるがやはり冷えは・・・・さて、今日は思いついて足湯をしてみる。朝お茶をのみながら新聞を読む、その時間ほんわか足から暖まるこれがなかなか気持がいいのだ。これはやみつきになりそう!冬になると仕事の時は足にミニカーペットを当てる。足の冷えは即体の冷えにつながる。寒いと心もふるえる気がする。足も体も心も温かくあるべし。お試しあれ!

2010年10月21日木曜日

ビワの葉の効用


扁桃腺が赤く腫れて熱っぽいのでビワの葉を喉に巻く。乾燥すると新しいのに取り替える。普通なら熱発したら即お医者さんだが今回はしょうが汁の黒砂糖煮と酢水のうがいでやり過ごす。薬を飲むと体がだるくなって本来の病みより薬の作用のほうがきついくらいだからなるだけ薬を避けたい。周りはそんなまわりくどいことをと批判的だが体に優しいほうが自分的にはいいのだ。昨日はそういう事情でなんとなくグターと過ごす。でも今日はしっかり立ち直ったみたい。自分流の養生もやってみるものだ。

2010年10月19日火曜日

行灯原稿

きりえの手法で文字を抜いて行灯を作るべく原稿を送る。ちょうど高鍋であかりプロジェクトを行っているのが石が木のバージョンということになろうか。前回までは金文を書いて白抜きで表現していたのだが、今回はたまたま、きりえ作家の作品を工房で見て文字での表現を試みる事に。シンプルな行灯を模索しているのだが果たして出来上がりが楽しみである。

先日はタペストリーの新しい作品を持って行ったのだがこれも高鍋ののれんプロジェクトにとてもよく似ている。5月の宮日会館の個展に発表した別の表現。これらの作品のタペストリーは、高鍋のれんと変わらないような物。巷の呉服屋ののれんがあたまをかすめていたのだ。これを文字で表現したもの。今回狭い会場のメインになる作品。

あかり、のれん見に行かなくちゃ!

2010年10月18日月曜日

営業 活動

昨夕は在京経営者会議の懇親会が観光ホテルであり出席。なかなか話が上手に出来なくてなんだか場違いの感じを持ったのだがこれも修行と自分に言い聞かせて二時間を過ごす。某ギャラリーでの作品展を願っているのだが色々とハードルが高くて実現の為の力添えをお二方にお願いする。いずれ可能になるのだろうがその突破口が見つからないらしく書道を一つの芸術として認識されていないのではないかと情けなくおもう。主権者ももっと視野を広く持って世界に誇る芸術だということを意識してもらいたい。書は我々の最も身近にあるもの、近すぎてその佳さ、素晴らしさが判らない。芸術に限らず文化の逆輸入はよくあること。佳さをアピールしていくのも我々書道人の仕事なのかもしれない。

2010年10月11日月曜日

額の依頼を・・・・綾へ

今年の東京個展会場は昨年の半分、充実した物をとあれこれ考える。ミニ額で一部の壁面をうめるのもいけるかとその注文に綾へ出向く。ミニ額は黒のお手ごろサイズで値段も抑えてある為割合人気がある。ちょっとしたプレゼントに使う人もいる。金文の作品にはとてもよくマッチする。

さて、作品構成はというと、正面の壁面はタペストリーとパネルか大字の軸、入り口のガラスをどうしょうか思案中。行灯の新しい試みも模索中。ここしばらくはあれこれ想いを巡らしてアイデアをキャッチしなければ・・・・・
あとまるまる二月をしっかり仕事をしよう!

2010年10月4日月曜日

西野呼吸法

10月1日から上京、在京川南会出席、12月個展会場シビックセンターの打ち合わせ、西野呼吸法のお稽古と沢山の用事をまとめてこなす。営業もして、元気も貰っていよいよエンジン全開で取り組もう!会場が狭い分、作品精鋭?で。係りの人は3回目ともなると色々便宜も図ってもらえて有難い。何しろ今回はウイークデイなので助っ人が少々心配だが、呼吸法の教室の人も手伝いを買って出てくれるのでなんとかクリアー出来るだろう。搬入、搬出は二時間弱で完了する必要がある。前日から準備とはいかないので時間の勝負となるのだ。少しでも人手が欲しい。

西野のお稽古は半年振り。身内の怪我に遠隔をしてみて自分の気を出すととても疲れるから出てはいるのだろうが我流でこのようなことをしているとよくないかもしれない。やむなく試してはみたものの西野ではこのようなことは教えていないので全くのペーパー知識は用心するべし。いま少しはひたすら西野の基本に忠実に稽古に励もう。気の落とし穴は注意すること。自然に得られた物だけを手にすればいい。必要な時は必要な物が与えられるだろうから。お稽古で対気をしていてそう思った。意識が進歩することが大切なのだと。ゆっくりもまた楽しからずや。